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米銀行のCapital Oneが、法人向けフィンテック企業Brexを51億5000万ドルで買収すると、TechCrunchが22日(現地時間)に報じた。買収額はBrexが2022年のシリーズD-2ラウンドで付けた企業価値123億ドルを大きく下回る。

一方で、初期投資家にとっては大きな投資回収の機会になった。TechCrunchによると、Ribbit Capital、Y Combinator、Kleiner Perkins、ピーター・ティールらは、Brexの創業当初の2017年にシリーズAで700万ドルを投資しており、700倍を超えるリターンを得たという。

その後に出資した投資家にとっては、期待を下回る結果となった。背景には競合Rampの急成長がある。Rampは23億ドルを調達し、企業価値を320億ドルまで引き上げた。

Brexは、スタートアップや中小企業向けに、クレジットカード、経費管理、バンキングなどの法人向け金融サービスを提供してきた。

今回の買収は、Brexが欧州連合(EU)で法人ライセンスを確保してから5カ月後に実現する形となる。Capital Oneはこれにより、Brexの技術プラットフォームに加え、TikTok、Robinhood、Intelなどの顧客基盤を取り込むことになる。Brexが管理する130億ドル規模の預金も、買収を後押しした要因とみられている。

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