写真=デミス・ハサビス氏のXより

Google傘下DeepMindのデミス・ハサビスCEOが、OpenAIによるChatGPTの広告テスト開始について「驚きだ」と語った。GoogleはAIアシスタントへの広告導入に慎重な姿勢を崩しておらず、信頼性への影響を懸念している。TechCrunchが22日(現地時間)に報じた。

ハサビス氏はダボス会議で、AIの広告収益化について問われ、「Googleは極めて慎重に対応しており、急ぐ必要はない」と述べた。

OpenAIは最近、有料プラン未加入のユーザーを対象に、ChatGPTで広告のテストを始めた。背景には、AIインフラや電力コストの増加を踏まえた収益源の確保があるとみられる。

これに対し、ハサビス氏は「広告は消費者向けインターネットの発展を支えてきた。適切に活用すれば有用になり得る」としつつ、「AIアシスタントでは信頼の問題を招く可能性がある」と指摘した。

Googleは現時点で、AIチャットボットに広告を載せる計画はないとしており、利用者の反応を慎重に見極めている。昨年、OpenAIがユーザーとの会話中にアプリのレコメンド機能を導入した際には、「過度に踏み込んだ広告だ」との批判が相次ぎ、最終的に機能提供は中止された。

ハサビス氏は「チャットボットは検索とは異なり、よりパーソナルなアシスタントとして機能する。そのため、広告モデルの採用は慎重に検討すべきだ」と述べた。

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