SSD価格は短期的な上昇にとどまらず、今後も上昇基調が続く可能性がある。写真=Samsung

Kioxiaの幹部が、1TB SSDの価格上昇が今後さらに強まる可能性があるとの見方を示した。2026年分の生産はすでに完売しており、低価格で購入できる時期は終わりつつあるという。TechRadarは、こうした局面で検討候補となる1TB SSDの3製品を紹介した。

TechRadarが21日付で報じたところによると、Kioxiaのナカト・シュンスケ氏は米Digital Dailyのインタビューで、1TB SSDの価格は足元で急速に上昇しており、近く上げ幅が一段と拡大する可能性が高いと語った。

ナカト氏は「率直に言って、今年の生産分はすでに完売した」としたうえで、「7000円台で買える低価格の1TB SSDの時代は終わった」と説明した。米国の主要小売店では、1TB SSDは100ドル以上が中心となっており、一部のNVMeモデルは130ドルを超えているという。

同氏は、メモリー価格の上昇を背景に、SSDも近く一段高となる可能性があると指摘した。価格上昇圧力は2026年から2027年まで続く可能性があるとの見通しも示した。

コストパフォーマンスを重視する消費者に対しては、早めの購入を検討すべきだと促した。すでに高価格帯モデルでは価格が2倍超に上昇したケースもあるとして、低価格帯の製品を確保することが現実的な選択肢になると強調した。

TechRadarも、現時点では価格がさらに上がる前にSSDを購入するのが最も合理的な判断だとして、1TB SSDで注目すべき3製品を挙げている。

最も安価な選択肢として紹介したのは、Micronの「Crucial P310」だ。米Amazonでは106ドルで販売されており、省電力性に優れ、NVMeインターフェースをサポートする。在庫が急速に薄くなる可能性もあるとして、早めの判断を勧めた。

価格と性能のバランスを重視するなら、WDの「WD BLACK SN850X」が有力候補になるという。米Walmartでは109ドルで販売されており、高い読み書き性能を特徴とする。一方で、在庫は限られる可能性があるとしている。

より高い仕様を求めるなら、「Samsung 990 Evo Plus 1TB」も選択肢に入る。米Neweggでは155ドルで購入でき、TLC NANDを採用して耐久性が高い。ただ、コストパフォーマンスではCrucial P310に軍配が上がるとTechRadarは説明している。

TechRadarは、コスト重視ならCrucial P310、性能と耐久性のバランスを求めるならWD BLACK SN850X、より高性能な構成を重視するならSamsung 990 Evo Plusが有力な候補になると整理している。

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