写真=SKT

SKTは1月22日、AI基本法の施行に合わせ、全社的なAIガバナンスの強化に向けた社内キャンペーン「Good AI」を開始すると発表した。安全で信頼性の高いサービスの提供につなげる狙いだ。

同社は、AI基本法の主要ポイントや個人情報保護に関する遵守事項を分かりやすく整理し、社内で共有する。あわせて、AIサービスの信頼性と安全性を体系的に管理するため、2025年9月に開設した「AIガバナンスポータル」の運用プロセスも高度化した。AIガバナンスを日常業務に定着させる方針だ。

SKTは2021年、人を中心に据えた「AI追求価値」を策定するなど、AI倫理を重視した経営を進めてきた。2025年3月には独自のAIガバナンス原則「T.H.E. AI」を公表。同年4月には、国内通信事業者として初めて、AIマネジメントシステムの国際規格「ISO/IEC 42001」の認証を取得した。

「T.H.E. AI」は、通信技術を基盤としたつながりと信頼を意味する「by Telco」、人のための多様性と包摂、人類の福祉向上を目指す「for Humanity」、倫理的価値を軸とした意思決定の透明性と倫理的責任を重視する「with Ethics」の頭文字を組み合わせたものだ。

AIガバナンスポータルは、「T.H.E. AI」を基準にAIサービスのリスクと機会を分析し、リスク水準ごとのチェックリストの遵守状況を診断できるシステムとして運用している。

また同社は、AIの開発・活用における利用者の個人情報保護とAIガバナンスの連携を強化するため、2025年12月からCPOが関連業務を統括している。

SKTのチャ・ホボムCPOは「責任ある、信頼できるAIの開発と活用に向け、全社の力を結集する」とコメント。「安全なAIを通じて、顧客により良い価値を提供していく」と強調した。

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