イ・ジヒョ代表 写真=FADU提供

データセンター向け半導体を手掛けるFADUは1月22日、台湾のMacnica Galaxyから470億ウォン規模のSSD完成品を受注したと発表した。昨年11月に公表していた215億ウォンの契約を、供給量の拡大とSSD価格の上昇を受けて上方修正した。単一案件としては過去最大規模で、2024年通期の売上高435億ウォンを上回る水準となる。

契約金額の50%は3月中に支払われる。残額について同社は、2026年下半期にかけて全額を売上計上する見込みとしている。

FADUはこれに先立つ1月13日、海外のNANDフラッシュメモリメーカーと203億ウォン規模のエンタープライズ向けSSDコントローラ供給契約を結んだと明らかにしていた。同社によれば、この契約もSSDコントローラ供給の単一案件としては過去最大規模という。

今回の2件の受注額を合計すると、2025年1~9月の累計売上高685億ウォンに迫る規模となる。同社は、大型受注が相次いでいることを踏まえ、2026年第1四半期からの黒字転換に期待を示した。新規受注の拡大は、AIデータセンター向けストレージ需要の急増という世界的な流れを追い風にしているとしている。

イ・ジヒョ代表は「これまで積み上げてきた技術力と顧客からの信頼が、Gen5の導入本格化を機に成果として表れ始めている」と述べた。さらに「AIデータセンターではSSD・ストレージが性能面のボトルネックになっていることが確認されており、FADU製品の存在感は一段と高まるとみている」と語った。

その上で「米国のビッグテック市場で認められた技術力を基盤に、グローバルでの技術リーダーシップ確立に向け、Gen6やGen7など次世代製品の開発に注力している」と説明。「米国市場にとどまらず世界市場の開拓を進め、輸出主導型の総合ファブレス企業として成長することで、国家経済にも貢献したい」と述べた。

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