写真=LG CNS

LG CNSは1月22日、韓国銀行と共同で、AIが商品検索から購入判断、決済までを自律的に担う「エージェント型AIを活用したデジタル通貨自動決済システム」を実証したと発表した。

今回の実証は、韓国銀行が昨年から進めている「プロジェクト漢江」の一環として行われた。銀行預金をデジタル化したトークン型通貨「預金トークン」が流通するデジタル通貨プラットフォーム上で、AIが商取引の一連の工程を自律的に実行する次世代決済インフラの実現可能性を検証した。

LG CNSは、ブロックチェーンベースのデジタル通貨を使ったAI自動決済について、安定性と効率性を確認したほか、今後のデジタル通貨活用拡大の可能性も見極めたとしている。

実証では、デジタルコンテンツのクリエイターを想定したペルソナを設定し、コンテンツ制作に必要な素材を複数のプラットフォームから購入する商取引環境を再現した。

この想定に基づき、AIエージェントが商品検索・比較から購入判断までを担う自動化シナリオを構築し、技術面での安定性と実効性を検証した。

韓国銀行は今後、預金トークンに類似したデジタル通貨であるステーブルコインについても、決済手段として対応できるよう研究を続ける計画だ。

LG CNSでデジタルビジネス事業部長を務めるキム・ホングン副社長は、「エージェント型AI技術を基盤に、デジタル通貨自動決済の構造に関する技術的な可能性を確認した」と述べた。その上で、「韓国銀行が将来の決済インフラを先行して整備できるよう、継続的に支援していく」とした。

LG CNSは、韓国銀行の「プロジェクト漢江」で主事業者を務め、ブロックチェーン関連技術の開発とプラットフォーム構築を担当している。すでに韓国銀行のデジタル通貨プラットフォームを構築しており、参加する7銀行の顧客約8万人を対象に、2025年4〜6月に実取引テストを実施した。現在は「プロジェクト漢江」の後続事業として、デジタル通貨プラットフォームを基盤とする国庫補助金執行パイロット事業の準備を進めている。

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