レビューサイトを運営するYelpは22日、AIエージェント開発スタートアップのHatchを約3億ドル(約450億円)で買収すると発表した。買収手続きは来月中の完了を見込む。
買収額は、Hatchの年間経常収益(ARR)2500万ドル(約37億5000万円)に対して約12倍の水準となる。対価のうち2億7000万ドル(約405億円)は現金で支払い、残る3000万ドル(約45億円)は従業員の引き留めを目的とした報酬として、今後2〜3年に分けて支給する。
Hatchは2018年にニューヨークで設立された。月額課金のサブスクリプションモデルで、顧客対応や予約日程の調整などを自動化するAIサービスを提供してきた。
YelpはHatchを独立ブランドとして運営しながら、自社プラットフォームを利用する配管工や内装業者、飲食店などの事業者向けに同社サービスを組み込む方針だ。
Yelpのジェレミー・ストッペルマンCEOは、「ChatGPTの登場以降、AIによる顧客対応分野は爆発的に成長した。Hatchはその成長機会をいち早く捉えてきた企業だ」とコメントした。
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