Chainlinkが「Data Streams」を拡張し、米国株と上場投資信託(ETF)のデータ提供を始める。プレマーケットやアフターマーケットを含む時間外取引の価格反映を可能にし、オンチェーン取引における流動性の改善につなげる狙いだ。CoinDeskが20日(現地時間)に報じた。
従来の米国株向け価格フィードは通常取引時間中のデータに限られるケースが多く、分散型取引所は夜間やプレマーケットで正確な価格を維持しにくかった。このため、開発者は取引停止や不要なリスク負担を迫られ、米国株のオンチェーン活用は広がりにくい状況にあった。
Chainlinkは今回の拡張を通じ、こうした課題の解消を目指す。
「Data Streams」は、従来の価格フィードとは異なるプル型モデルを採用している。取引発生時にのみ秒単位で更新する仕組みで、ネットワーク手数料の抑制にもつながる。
この仕組みはすでに、デリバティブ取引所のBitMEXとLighterが活用しており、米国株とETFの無期限先物契約を提供している。
また、Chainlinkの発表前日には、ニューヨーク証券取引所(NYSE)も、ブロックチェーン基盤のトークン化株式・ETF取引プラットフォームを24時間365日体制で運営し、年内に提供する計画を明らかにした。
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