日本国債市場の動揺が、暗号資産や世界の株式市場にも波及している。CoinDeskが20日、こうした市場の連鎖的な下落について報じた。
報道によると、日本国債(JGB)利回りが急上昇し、市場の警戒感が強まっている。Saxo Bankのコモディティ戦略責任者、オーレ・ハンセン氏は「日本の国債利回りの上昇は、世界的な流動性危機の進行を示している」との見方を示した。
日本の国債市場は1990年代以降、おおむね安定的に推移してきたが、足元では利回り上昇が加速し、新たな局面に入ったとされる。特に30年物JGB利回りは1日で31bp上昇し、3.91%を記録した。
こうした動きを受け、日経平均株価は2.5%下落した。米株先物も1.5%安となり、暗号資産市場にも売りが広がった。ビットコインは9万ドルを下回った。
一方、安全資産とされる金には買いが向かい、価格は3%上昇して1オンス4700ドルを突破した。銀価格も7.5%上昇し、100ドルに迫った。
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