Conan Technologyは1月21日、自社検索エンジンとMCPツールを組み合わせ、エージェントAIの実装に特化した「Conan LLM」の新モデルを発表した。企業利用を想定し、ツール活用能力と検索機能を強化したほか、NL2SQL機能も搭載した。
同社によると、新モデルは企業環境で自律的に動作するAIエージェントの実装を見据えて開発した。ツールを扱う能力と検索機能を高め、業務での活用性を引き上げたという。
ベースとなるのは、推論統合モデル「Conan LLM ENT-11」。この文脈理解力と推論能力を土台に、ユーザーの指示を正確に把握し、実行につなげるエージェント性能を強化したとしている。
自然言語でデータベースにアクセスし、分析できるNL2SQL(Natural Language to SQL)機能も備えた。専門知識のない利用者でも、データに基づく意思決定を進めやすくする狙いだ。
今後は、ユーザー自身がエージェントを設計できる「エージェントビルダー」の使い勝手を高める方針。加えて、エージェントの実行プロセスにおける重要な意思決定段階に人の判断を組み込むHITL(Human-In-The-Loop)機能を導入し、信頼性の向上を図る。
人工知能研究所LLMグループのト・ウォンチョル常務は、「LLMが単純な質疑応答を超え、複雑な課題を遂行する『脳』の役割を担えるよう、設計に注力した」とコメント。「変化の速い企業環境ですぐに活用できるエージェントとして、実質的な生産性革新につなげたい」と述べた。
著者について