写真=Fasoo

Fasooは1月21日、オンプレミスAI基盤「Ellm」を活用し、韓国科学技術研究院(KIST)向けのAIサービスを構築したと発表した。最新のAI技術とデータセキュリティ機能を組み合わせ、文書検索や研究開発計画書の下書き作成などを支援する。

KISTはAXの一環として、AIを活用した管理業務の効率化や研究業務の迅速化を進めている。今回、Fasooと共同で「スマート文書検索サービス」と「研究開発計画書の下書き作成サービス」を整備した。

「Ellm」は、sLLM(軽量大規模言語モデル)をベースとするFasooの企業向けAIプラットフォームだ。報告書作成や社内データ分析、顧客対応など、業種や用途に応じた導入に対応する。

同社のデータ保護・管理ソリューションと連携できる点も特徴で、学習データから生成結果まで一貫したセキュリティポリシーの適用や、個人情報保護に対応する。

今回のKIST向けプロジェクトでは、セキュリティを重視した設計を採用した。Fasooのセキュリティ技術と最新のRAG技術を組み合わせ、社内データを安全に活用するためのRAGパイプラインを構築。あわせて、データごとのアクセス権限との連携や、AI基盤向け個人情報保護ソリューション「AI-R Privacy」による個人情報の検出・非識別化処理も実装した。

このほか、職員の休暇状況などのリアルタイム情報を社内データベースから直接呼び出すIntent Router機能や、ハルシネーションの抑制に向けた参照元確認機能も盛り込んだ。

Fasooのキム・ギョングCTOは、「KIST向けAIサービスを通じて、セキュリティを確保しながら業務の生産性と効率を高められるようになった。今後は、より幅広い業務のAI転換を支援できるよう、エージェント型AIの適用拡大を進める」とコメントした。

そのうえで、「データセキュリティとデータ管理の強みに最新のAI技術を組み合わせた今回のKISTプロジェクトを足掛かりに、セキュリティ統制が可能なオンプレミスAI分野で市場開拓を加速する」と述べた。

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