Amazonのアンディ・ジャシーCEO。写真=Shutterstock

Amazonのアンディ・ジャシーCEOは、Amazon Web Services(AWS)が今後5〜10年で年商1兆ドル(約150兆円)規模の事業に成長するとの見通しを示した。The Registerが10月30日(現地時間)に報じた。

報道によると、ジャシーCEOは第3四半期の決算説明会で、AI需要の拡大を追い風に、AWSが2027年または2028年に40%超の成長を実現する可能性があると述べた。

AWSの第3四半期売上高は前年同期比39.3%増の460億ドル近くに達した。2026年通期では1840億ドル(約27兆6000億円)に達する見込みだ。

ジャシーCEOは、世界のIT支出の約85%が依然としてオンプレミス環境にとどまっていると指摘。そのうえで、今後10〜20年をかけてクラウドへの移行が進むとの見方を示した。これまでクラウド化が難しいとみられていたメインフレーム系の基幹業務でも、移行が進み始めているという。

AI分野の需要については、「約14秒ごとにAIアクセラレーターを増設しているが、そのペースと同じ速さで顧客需要が埋まっていく」と説明した。さらに、AIサービス「Bedrock」については、数十億ドル規模に達したサービスとしてAWS史上最速の成長を記録したと述べた。コンピューティングやストレージなど中核サービスの売上も、この数年で最も高い伸びになったという。

Amazonは2026年に2200億ドル(約33兆円)を設備投資に充てる計画だ。第3四半期だけで759億ドル(約11兆4000億円)を投じ、その大半をAWSに振り向けた。ジャシーCEOは「AIは私たちの人生における最大の技術変化だ」としたうえで、「25年に分けて投資できれば理想的だが、現実はそうではない」と語った。

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