Appleのジョン・ターナスCEOは、同社がAI競争で出遅れているとの見方に反論し、新製品でAI活用を積極的に進める考えを示した。一方で、AIそのものを目的化した製品は出さないとし、重要なのは人々に本当に愛される製品を生み出せるかどうかだと強調した。TechCrunchが10月31日に報じた。
報道によると、ターナスCEOはこのほど、Wiredのスティーブン・レヴィ記者とのインタビューで、Appleの現状について見解を示した。
Appleはここ数年、AI分野で競合に後れを取っているとたびたび指摘されてきた。そうした中、Appleで長く勤務してきたターナス氏は9月上旬、正式にCEOに就任した。
ターナスCEOは、新製品にAIを積極的に取り入れる方針を示す一方で、「AIのためのAI」は目指さないと明言した。その上で、「うまく実装できれば、それがAIによるものか、従来型のソフトウェアによるものかを人々が意識する必要はない」と説明。「重要なのは、人々が本当に好きになれる製品を作れるかどうかだ」と述べた。
また、AIエージェントがアプリを代替し、Appleのエコシステムに大きな影響を及ぼす可能性について問われると、「そうなれば生活は確かにずっと楽になるかもしれない」としつつ、「製品づくりは極めて人間的で、個人的な営みであり、私たちが愛している仕事だ」と語った。
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