Sh水協銀行は30日、2026年第3四半期累計の税引前利益が2882億ウォンだったと発表した。総資産は69兆2000億ウォンに拡大した。シン・ハッキ頭取は、ノンバンク金融会社の買収による事業多角化を改めて掲げるとともに、人工知能(AI)を活用した業務変革を加速する方針を示した。
同行は28日、ソウル市松坡区の本社で「2026年第4回全国営業店長経営戦略会議」を開いた。
30日公表した第3四半期の暫定実績によると、総資産は69兆2000億ウォンで、前年末比5兆8000億ウォン増加した。税引前利益は前年同期比21億ウォン増の2882億ウォンだった。
子会社のSh水協資産運用の税引前利益は40億ウォンとなり、前年同期比で50億ウォン増加した。
会議では、第4四半期の主要営業戦略と事業実績の改善策を議論した。あわせて、生成AIを活用した業務プラットフォーム「AIRO(アイロ)」も披露した。
AIROは、行内業務に関するQ&A機能と、銀行が送信するショートメッセージサービス(SMS)について広告性の有無を判定する「広告SMS識別AI」サービスで構成する。現在は最終テストを進めており、セキュリティと安定性の検証を経たうえで、行内業務でのAI活用を段階的に拡大する方針だ。
シン頭取は、AIトランスフォーメーション(AX)を競争力強化の中核課題に位置付ける一方、ノンバンク金融会社の買収による事業多角化の必要性も強調した。
シン頭取は「AXは銀行の競争力を左右する中核分野であり、継続的に事業を拡大していく」と述べたうえで、「ノンバンク金融会社の買収も事業多角化に向けて必ず進めるべき課題だ。どのような困難があっても成し遂げ、金融グループへの飛躍につなげたい」と語った。