LG CNS本社(写真提供:LG CNS)

LG CNSは10月30日、2026年第3四半期の連結売上高が1兆6643億ウォン、営業利益が1382億ウォンだったと発表した。前年同期比では、売上高が9.3%増、営業利益が15.0%増となった。

主力のAI・クラウド部門の売上高は9615億ウォンで、前年同期比9.3%増だった。Samsung向けAIデータセンターの構築・運用に加え、データセンターのコロケーション事業の伸びも増収に寄与した。

外部顧客向けAX事業も拡大した。空港向けAXマスタープランの策定、AI新薬開発プラットフォーム、健康診断向けAIエージェントの構築などが進展した。ChatGPT EnterpriseやClaudeなど、グローバルの生成AIを活用した法人向けサービスも成長した。

デジタルビジネスサービス部門の売上高は4082億ウォンで、前年同期比21.3%増だった。NH農協銀行、Mirae Asset生命保険、KB国民銀行向けの次世代システム開発が本格段階に入り、増収を牽引した。

一方、スマートエンジニアリング部門の売上高は2945億ウォンで、製造業の市況鈍化の影響から前年同期比で微減となった。

今後は、エージェンティックAIとAIインフラを軸に事業拡大を進める方針だ。AIファクトリーの構築・運用に必要なGPUの確保に向け、約3800億ウォン規模の有形固定資産を取得した。

また、投資会社General Atlanticと、エンタープライズソフトウェアおよびAI事業に関する共同投資を本格化した。AI事業のポートフォリオ多様化を進める。

ロボット転換(RX)事業の強化にも乗り出す。ロボット学習・運用プラットフォーム「PhysicalWorks」を基盤に、物流や製造現場でPoCを進めており、本格案件につなげて受注拡大を狙う。巡回、接客、安全などのサービス領域でも、社内外の顧客と事業化を協議している。

このほか、NVIDIA、Microsoft、Amazon Web Services(AWS)など世界の大手テック企業に加え、フィジカルAI企業やロボットメーカーとのパートナーシップも強化する計画だ。

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