XRPに反発を示唆するシグナルが出ている。日足チャートでは二重底と強気ダイバージェンスが意識されており、1000万XRP超を保有する大口ウォレットの比率も2022年11月以来の高水準に達した。
Decryptによると、暗号資産アナリストのMikybull Cryptoは29日、XRPの日足チャートについて、二重底と強気ダイバージェンスが形成されたとの見方を示した。追加下落よりも反発の可能性を示す形状だとしている。
CoinMarketCapによれば、XRPは1.29ドルで取引されている。直近24時間では約3%、過去1カ月では14%下落し、年初来では約30%安となっている。
Mikybull Cryptoが共有したチャートでは、XRPは1.20〜1.30ドル近辺で、ほぼ同水準の安値を2度付けており、二重底のパターンを示した。2026年8月から10月にかけて下落した後、この価格帯で買いが入り、下値支持線として機能している可能性があるという。
また、8月末から9月初めにかけていったん反発した後は、調整を挟みながら横ばい圏で推移した。テクニカル指標では、価格が明確に切り返せない局面でも下落モメンタムの鈍化を示す強気ダイバージェンスが確認されたとしている。
もっとも、本格反騰には上値抵抗線の突破が必要になる。Mikybull Cryptoは、直近高値を結んだ抵抗帯として1.60ドル前後を挙げた。XRPがこの水準を上抜ければ強気シナリオに弾みがつく一方、1.20〜1.30ドルの支持帯を割り込めば、反発見通しは後退する可能性がある。
需給面では、大口保有者の動きも強気材料とみられている。Mikybull Cryptoが共有したSantimentのデータによると、1000万XRP以上を保有するウォレットは、流通量の68.5%を占めている。これは2022年11月以降で最も高い水準だ。大口が継続的に買い増していることを示す動きとして、今後の上昇余地を裏付けるサインと解釈している。
同氏は2日前にも、XRPで「最大の放物線的ラリー」が準備されていると主張し、8ドルまでの上昇余地を示すチャートを公開した。投資家に対しては「買い集めて待て」と呼びかけた。
ただ、こうした見方はあくまでテクニカル分析に基づくもので、実際の反発時期や上昇幅はなお不透明だ。今後は、1.20〜1.30ドルの支持帯を維持できるかに加え、1.60ドルの抵抗線を上抜けられるかが、相場の方向感を左右する焦点となる。