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世界のクラウド大手3社であるAmazon Web Services(AWS)、Azure、Google Cloudが、AIインフラ需要を背景に直近四半期でそろって高い成長を記録した。クラウド事業はAmazon、Microsoft、Googleの全社業績を支える主力事業として存在感を一段と強めている。

AWSの直近四半期の売上高は460億ドル(約6兆9000億円)で、前年同期比39%増だった。5年ぶりの高い伸びとなり、Amazon全社売上高に占める比率も約23%と過去最高を更新した。

AWSの第3四半期営業利益は177億7000万ドル(約2兆6655億円)で、前年同期比55%増。StreetAccountの予想である169億7000万ドルを上回った。

Microsoftも、直近四半期のAzure売上高が332億ドル(約4兆9800億円)となり、前年同期比48%増だったと発表した。市場予想も上回り、アナリストは323億ドル前後を見込んでいた。

Google Cloudの直近四半期売上高は307億ドル(約4兆6050億円)で、前年同期比で2倍超に拡大した。成長率ではAWSとAzureを上回った。

もっとも、Google Cloudの売上高にはクラウドインフラに加え、業務向けサブスクリプションのGoogle Workspaceも含まれる。このため、クラウドインフラ単体での単純比較は難しいとTechCrunchは報じた。

Google Cloudの営業利益も、前年の36億ドル(約5400億円)から111億ドル(約1兆6650億円)に急増した。売上未計上の受注残は5610億ドル(約84兆1500億円)に達した。

クラウド事業は3社いずれにとっても、全社成長をけん引する中核事業になりつつある。AzureはMicrosoftの中でも最大級かつ成長率の高い事業の1つとなっており、全社売上高に占める比率は約36%に達した。

AmazonでもAWSの寄与が一段と大きくなっている。一方で、第3四半期のAmazon全社業績は市場予想に届かなかった。売上高は2019億ドル(約30兆2850億円)で前年同期比12%増、純利益は207億ドル(約3兆1050億円)だった。

売上高、純利益ともにFactSet集計のアナリスト予想を下回り、29日の時間外取引でAmazon株は5%超下落した。

Googleでもクラウド事業の伸びが目立つ一方、主力の検索広告事業には減速感が出ている。直近四半期の検索広告売上高の増加率は12%にとどまり、第1四半期の19%、第2四半期の17%から鈍化が続いている。

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