Amazon Web Services(AWS)が直近四半期で5年ぶりの高い成長率を記録した。Amazonが29日(現地時間)に発表した第3四半期決算によると、AWSの売上高は460億ドルと前年同期比39%増加した。
AWSの売上構成比もAmazon全体の約23%まで上昇し、過去最高を更新した。
営業利益は177億7000万ドルで、前年同期比55%増。StreetAccount予想の169億7000万ドルを上回った。
一方、Amazon全体では売上高と純利益がいずれも市場予想に届かなかった。第3四半期の売上高は2019億ドルで前年同期比12%増、純利益は207億ドルだった。
これを受け、Amazon株は時間外取引で5%超下落した。
投資家の関心は、Amazonが進める人工知能(AI)関連投資にも集まっている。Amazonは2026年の設備投資として2200億ドルを投じる計画で、その大半をAI向けデータセンターの整備に充てる方針だ。
アンディ・ジャシーCEOは7月の決算発表時、当初計画していた2000億ドルに200億ドルを上積みすると明らかにし、その理由としてメモリー関連コストの上昇を挙げていた。この発表を受け、当時のAmazon株は9%超上昇した。
ジャシーCEOは当時、「AWSが数千億ドル規模の売上高を持つ事業になり得ると以前から考えてきた。今では少なくともその2倍、いずれは年商1兆ドル規模に達する可能性も十分ある」と述べていた。
著者について