写真=Igloo Corporation

Igloo Corporationは10月29日、サイバーセキュリティAIエージェントブランド「AiR(AI Road)」のラインアップを、「AiR mate」「AiR works」「AiR clue」の3製品に拡大すると発表した。セキュリティ組織のAI活用レベルや業務特性に応じて、エージェンティックSOCを段階的に導入できるようにする狙いだ。

同社によると、新たなAiRラインアップは、AIエージェントの導入から全社展開、性能強化までを一貫して支援する構成となる。まず「AiR mate」でAIエージェントの活用を始め、「AiR works」で組織全体へ展開する。「AiR clue」は、両製品で稼働するAIエージェントの精度向上を支える役割を担う。

AiR mateは、追加の構築作業なしで、セキュリティ担当者が業務向けAIエージェントをすぐに試せるエージェンティックAIサービスとして提供する。

AiR worksは、組織内のAIエージェントを設計、運用、管理するためのAIエージェント・オーケストレーション・プラットフォームだ。単一の基盤上で組織特化型のAIエージェントを生成し、AIエージェント同士のワークフローを実行できるようにする。

AiR clueは、AIエージェントの活用効果を高めるデータベース型のインテリジェント脅威インテリジェンス・プラットフォームと位置付ける。一般的な脅威データにとどまらず、AIエージェントの判断や対応に最適化した高品質な情報を選別して提供するという。AiR mateとAiR clueはすでに提供しており、AiR worksは2027年第1四半期にリリースする予定だ。

Igloo Corporationのイ・ドゥクチュン代表は、「攻撃者はすでにAIを悪用し、攻撃の自動化を進めている。これに対抗するには、複数のAIエージェントが連携して脅威を検知・対応する自律型SOCの実現が不可欠だ」と述べた。

その上で、「2015年以降に蓄積してきたAI研究開発のノウハウを集約したAiRラインアップを通じて、セキュリティ組織がAIエージェントを容易に体験し、自ら設計・運用できるよう支援する。信頼できるデータで性能を高め、攻撃にリアルタイムで対応するエージェンティックSOCの実現を加速したい」と説明した。

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