Hanwha Solutionは10月29日、2026年7〜9月期の連結決算を発表した。売上高は3兆9486億ウォンで前年同期比17.4%増、営業利益は905億ウォンとなり、前年同期の74億ウォンの営業損失から黒字転換した。営業利益率は2.3%だった。
前四半期比では減収減益となったものの、黒字は維持した。売上高は前四半期比13.8%減、営業利益は70.5%減。当期純利益は685億ウォンで、前四半期の2929億ウォンから76.6%減少した。
事業別では、再生可能エネルギー部門の好調が全体業績をけん引した。同部門の売上高は2兆1632億ウォン、営業利益は1051億ウォンで、全社売上高の過半を占めた。米国向けモジュール販売の増加に加え、住宅向けエネルギー事業の収益性改善が寄与し、黒字を維持した。
一方、ケミカル部門は売上高1兆3426億ウォン、営業損失447億ウォンだった。地政学リスクプレミアムの縮小や国際原油価格の下落を受けて製品価格の軟調が続いたほか、高値原料の投入に伴う逆ラギングの影響もあり、収益性が悪化した。
ケミカル部門の赤字は、先端素材部門の黒字が下支えした。先端素材部門の売上高は2919億ウォン、営業利益は389億ウォン。北米で軽量複合素材の主要顧客向け販売が伸びたことに加え、太陽光関連素材の安定販売も利益増に寄与した。
イ・ジェビンCFOは「ソーラーハブの稼働が本格化し、再生可能エネルギー部門を中心に3四半期連続の黒字を達成した」と述べた。その上で、「第4四半期は米国の通商政策の変化を受け、モジュール販売価格の上昇基調が続く見通しだ」とした一方、「価格転嫁には時間差があるほか、EPCプロジェクトの日程や原価の変動によって、短期的には業績が振れる可能性がある」との見方を示した。