Trek「Marlin+」(写真=Trek)

Boschは、e-bike向けドライブユニット「Active Line Plus」の新モデルを北米で展開する。小型・軽量化を進めながら、最大600Wの出力と最大60Nmのトルクを確保した。北米ではTrekが先行採用し、電動マウンテンバイク「Marlin+」に搭載する。

米メディアElectrekは28日(現地時間)、この新モデルについて報じた。新モデルのペダルアシスト比は最大340%で、登坂時や停止状態からの発進時に力強いアシストを実現する。

米国では、スロットルを備えず、ペダルをこいだ時だけ補助動力が作動するクラス1のe-bike向けに展開する。アシスト上限速度は時速20マイル(約32km)。

主な改良点は小型化だ。新たな2段減速ギア構造の採用により、モーター容積は従来製品比で17%縮小。重量も約500g軽くし、新モデルは約2.7kgに抑えた。これにより、車体メーカーは一般的な自転車に近いスリムなフレームを設計しやすくなるとしている。

走行時の静粛性とアシスト応答も改善した。特殊加工ギアで作動音を抑え、センサーとソフトウェアの最適化によって、ペダリングに応じた自然なアシストを可能にした。

電子制御の自動変速システム「eShift」にも対応する。対応ドライブトレインと組み合わせることで、走行状況に応じてギアを自動調整できる。

耐久性も高めた。密閉構造とベアリングを改良し、さまざまな天候に対応できる設計とした。モーターハウジングには約40%の再生アルミニウムを採用している。

北米ではTrekがこの新モーターを先行採用する。搭載モデルは電動マウンテンバイク「Marlin+」だ。

このほか、Boschは周辺機器も同時に発表した。従来のLEDリモートより65%小型化したLEDコントローラーのほか、Bluetoothベースの盗難追跡機能に対応する「ConnectModule」、容量720Whの「PowerTube」バッテリー、2.4インチのモノクロ画面を備えた「Intuvia 200」ディスプレイを用意する。

Boschは高性能マウンテンバイク向けに加え、日常利用向けのe-bike市場でも、軽量化と自然な走行体験を訴求し、競争力を高める狙いだ。

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