Cardano(ADA)は3日続落となり、0.20ドルの支持線を維持できるかが目先の焦点となっている。主要な指数移動平均線を下回って推移しており、0.20ドルを割り込んだ場合は一段安への警戒が強まりそうだ。
ブロックチェーンメディア「The Crypto Basic」が28日(現地時間)に報じたところによると、ADAは主要な移動平均線に加え、これまで相場を支えてきた上昇トレンドラインも下抜けた。テクニカル面では下方向への圧力が強まっているという。
ADAは同日、0.2034ドル前後で推移した。50日EMAは0.2240ドル、200日EMAは0.2434ドルで、いずれの水準も下回っている。従来の反発局面で支えとなっていた上昇トレンドラインは0.2398ドル近辺を下抜けた。
市場では、0.20ドルが最初の重要な支持線として意識されている。暗号資産アナリストのジェン・トレードは、0.2000ドルが重要な節目であり、この水準を割り込めば次の下値メドとして0.1894ドルが視野に入ると指摘した。チャート上でも同水準は水平支持線として認識されている。
さらに下値を探る展開となった場合、次の支持帯として0.1533ドルが挙げられる。アナリストのケビン・マーサーは、足元のADAのチャートにジグザグパターンが現れているとして、年末までに0.15ドル台まで下落する可能性を示していた。現在の支持線が崩れれば、このシナリオを意識する動きが強まる可能性がある。
テクニカル指標も、反発より弱気シグナルが優勢であることを示している。相対力指数(RSI)は35近辺まで低下し、モメンタムの鈍化を示唆している。売られ過ぎ圏に近づいてはいるものの、一般に節目とされる30には達しておらず、指標面だけで早期反発を見込むのは難しいとの見方が出ている。MACDも引き続きゼロラインを下回っており、弱気モメンタムの継続を示している。
一方で、反発の可能性が完全に失われたわけではない。買いが戻り、ADAが50日EMAの0.2240ドルを回復できれば、短期的な地合いが改善する余地がある。その場合、次に意識されるのは上昇トレンドラインがあった0.2398ドル近辺だ。ただ、本格反発とみるには200日EMAの0.2434ドルを回復できるかも確認する必要がある。
足元のCardanoは、短期的な自律反発の余地を残しつつも、中期的には弱含みの地合いが続いている。市場では、0.20ドルの支持線を守れるか、また主要な移動平均線を回復できるかが当面の焦点となりそうだ。