画像=Samsung SDS

Samsung SDSは29日、2026年7~9月期の暫定業績を発表した。売上高は3兆7725億ウォン、営業利益は2410億ウォンだった。クラウドの外販事業と航空・海上物流事業が伸び、増収増益を確保した。

前年同期比では、売上高が11.2%増、営業利益が3.7%増となった。

事業別にみると、ITサービス事業の売上高は1兆6810億ウォンで、前年同期比5.3%増。このうちクラウド事業は、AX需要の拡大を背景に18%増の7961億ウォンとなった。

クラウド事業のうちCSP事業は、Samsung Cloud Platform(SCP)の需要増に加え、公共分野やソフトウェア業界向けのGPUaaS(GPU as a Service)の供給拡大が寄与し、前年同期比15%増だった。

MSP事業は、金融分野のAX案件や造船分野のERP案件の拡大に加え、グローバルAIサービスの導入案件も寄与し、前年同期比25%増となった。

物流事業の売上高は2兆915億ウォン。航空・海上物流の取扱量増加と運賃上昇を受け、前年同期比16%増となった。

Samsung SDSは、「多次元(Multi-Dimensional)AIフルスタック」戦略を軸に、エンタープライズAX事業の拡大を進めている。

AIインフラ分野では、パシフィック資産運用が推進する200MW超の大規模DBO(Design-Build-Operate)事業で、優先交渉対象者に選定された。

AX・AIサービス分野では、金融分野の「AIおよびデータプラットフォーム構築事業」を受注した。あわせて、保険会社や金融持株会社のAIプラットフォーム構築事業でも優先交渉対象者に選ばれ、金融分野でのAX事業を拡大した。

AIプラットフォーム・ソリューション分野では、AI協業ソリューション「Brity Works」が警察庁案件の受注などを通じ、公共分野で累計33万人のユーザーを確保した。

セキュリティ事業では、OpenAIの「Daybreak Partner Program」のパイロットパートナーに選定されたのに続き、Googleの「Fairwind」やAnthropicの「Cyber Verification Program」にも参画した。グローバルAI企業とのサイバーセキュリティ分野での提携を広げている。

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