Musinsaは10月29日、写真を使って目的の商品を探せるAI画像検索サービス「Musinsaレンズ」を公開した。テキスト中心だった検索機能を、画像を起点とした商品探索へ広げる。
利用者は検索窓のレンズアイコンから写真をアップロードすると、AIが画像内の商品を認識し、Musinsa内で購入できる同一商品や類似商品を表示する。
対応カテゴリーはアウターや靴などの主要分野。Musinsaアプリにログインした会員が利用できる。
同社によると、「Musinsaレンズ」では、フィット感や雰囲気、色味といったキーワード化しにくい要素も、視覚情報を基に商品を探せる。SNSやオフラインで見つけた気になる商品も、正確な検索語が分からなくても写真を手がかりに検索できるという。
サービスには、Musinsaのテック組織が開発したAIモデルを採用した。画像内の商品を検出するモデルと、商品同士の視覚的な類似度を判定するモデルを自社で学習・開発したとしている。
1枚の写真に写った商品は最大8点まで個別に認識する。元画像と検索結果はリンクで共有でき、受け取った側も同じ画面を確認できる。
今後は画像認識AIモデルの高度化を進め、検索精度を高めるとともに、対応サービスも拡大する方針だ。第4四半期中には、検索結果のフィルター機能と並べ替え機能を追加し、29CMへの画像検索導入も進める。
Musinsaの関係者は「今回のサービスは、今年6月に披露した『AIトレンド・キュレーション』に続くAIベースの探索機能だ」とコメント。「AIが商品を提案するだけでなく、利用者が画像から直接商品を探せるようにし、探索体験を広げていく」と述べた。