Alphabet(写真=Shutterstock)

Alphabetの2026年7〜9月期決算は、検索広告の伸び鈍化が重荷となり、市場予想を下回った。Wall Street Journalが10月28日(現地時間)に報じた。これを受け、同社株は時間外取引で8%超下落した。

報道によると、7〜9月期の売上高は1276億ドルで、前年同期比25%増だったが、アナリスト予想をわずかに下回った。

事業別では、Google Cloudの売上高が307億ドルとなり、市場予想を上回った。前年同期比では103%増と大幅に伸びた。一方、サービス事業の売上高は963億ドルで、市場予想の985億ドルに届かなかった。

主力の検索広告売上高の伸び率は12%にとどまった。1〜3月期の19%、4〜6月期の17%から減速が続いている。

Googleは、検索クエリ数の伸びが直近5年で最も高かったと説明したが、具体的な数値は示さなかった。

AIインフラ整備に伴うコスト増も収益を圧迫した。フリーキャッシュフローはマイナス91億ドルとなり、マイナス幅が拡大した。市場予想以上の悪化だったという。7〜9月期の設備投資は514億ドルと、4〜6月期の449億ドルから増加した。Googleは4〜6月期にも、上場来初めてフリーキャッシュフローの赤字を計上していた。

同社は4〜6月期決算時に、2026年の設備投資計画を1950億〜2050億ドルへ上方修正している。6月には、AIインフラ向け資金の確保を目的に、850億ドル規模の株式売却計画も公表した。

製品面では、9月にAIモデルの新バージョン「Gemini 4 Argon」を投入し、その後「Gemini 4 Carbon」も発表した。自社開発AIチップ「TPU」の外部販売も強化している。

Anthropicが26日に公開した有価証券届出書(S-1)では、GoogleとAnthropicの関係にも触れられた。

それによると、Anthropicは2026年4月から2033年7月までのコンピューティング費用として、Googleに約1145億ドルを支払うことで合意した。GoogleはAnthropic株を5%超保有している。さらに、Anthropicが売上目標を達成した場合、Googleが追加で200億ドルを投資する計画も示された。

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