Monero(XMR、写真=Shutterstock)

Monero(XMR)が長期抵抗線近辺で推移する中、ベテラントレーダーのピター・ブラント氏が、銀の急騰前と重なるチャート構造だとの見方を示した。具体的な価格目標には触れていないものの、市場では長期抵抗線を上抜けられるかに関心が集まっている。

ブロックチェーンメディアのU.Todayが21日(現地時間)に報じたところによると、ブラント氏はX(旧Twitter)にMoneroと銀の長期チャートを並べて投稿し、主要な抵抗線を突破する可能性を示唆した。

ブラント氏は「2026年1月のOOLの動きを除けば、XMRのチャート構造は、銀が125ドルまで上昇する前の形を思い起こさせる」と述べた。明確な目標価格は示していないが、長期抵抗線に接近する局面で過去の銀相場と比較したことが注目を集めている。

Moneroの月足チャートでは、2017年末から2018年初にかけての強気相場の後、長期にわたる下降抵抗線が意識されてきた。2021年の高値を含む複数の戻り高値を結ぶラインで、現在の価格はその水準に接近している。

ブラント氏があわせて示した銀のチャートも、同様の長期抵抗構造を描いていた。銀はこの抵抗線を上抜けた後に大きく上昇しており、同氏はこうした類似性に言及した。一方で、貴金属市場と暗号資産市場は異なるとも付け加えた。

Moneroはすでに強い上昇基調を示している。この日時点の価格は575.89ドル(約8万6384円)で、時価総額ランキングでは13位につけた。直近は値動きの荒い展開が続くものの、過去1年の上昇率は90.3%に達している。

テクニカル面でも上昇トレンドは維持されている。ブラント氏のチャートでは、Moneroは8カ月移動平均線と18カ月移動平均線の上で推移している。一方、比較対象となった銀は、年初に1オンス125ドル(約1万8750円)近い過去最高値まで上昇した後、50%を超える急落を経験した。こうした経緯から、今回の比較は上値余地だけでなく、高いボラティリティへの警戒も示唆しているとの見方が出ている。

市場の焦点は、Moneroが長期抵抗線を実際に突破できるかどうかに移っている。仮にブラント氏が示唆したような放物線的な上昇が現れた場合、その後のボラティリティ拡大や急反落のリスクにも注意が必要となりそうだ。

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