Airbnbは11月20日以降の予約から、チェックアウト時の作業に関するルールを厳格化する。写真=Shutterstock

Airbnbは21日(現地時間)、ホストが宿泊客に食器洗いやごみ捨てなど、手間のかかるチェックアウト時の作業を求めることを禁止すると発表した。新ルールは11月20日以降の予約に適用する。

今回の見直しは、宿泊施設ごとにばらつきがあったチェックアウト時のルールを明確にし、宿泊客の負担を減らすのが狙いだ。新方針では、多くの時間や労力を要する作業や、本来は清掃スタッフが担うような作業をホストが求めることはできない。食器洗いやごみ捨てが代表例となる。

あわせて、宿泊ページ上のルール表示も改める。ホスト側の要件を予約前に確認しやすくするため、ページ内に「ルールとリクエスト」の項目を新設する。

施行後も宿泊ページに該当する記載が残っている場合、宿泊客側には「清掃に関するリクエストを含む」といった警告が表示される可能性がある。また、宿泊ページに記載していないルールを、メッセージや施設内の案内で後から追加して伝えることも認めない。

Airbnbは、こうした対応によって、予約前に確認した内容と実際の滞在中に求められるルールが食い違う事態を減らしたい考えだ。

一部のホストはAirbnbのフォーラムで新ルールに反発している。清掃に関する制限が衛生面や健康面の問題につながりかねないほか、ルールが厳しすぎる施設は宿泊客が選ばなければよい、といった声も出ている。

もっとも、チェックアウト時の作業がすべて禁止されるわけではない。Airbnbは、地域の環境や安全面を踏まえた例外を認める場合があるとしている。例えば、クマが出没する地域では、動物が開けられないごみ箱に廃棄物を捨てるよう宿泊客に求めることは可能だ。

Airbnbでは、清掃費を徴収しながら、食器洗いやごみ捨てなど追加の作業を宿泊客に求める施設に対し、利用者から不満が出ていた。今回の見直しにより、ホストには予約段階で認められるルールを明確に示すことが求められる。

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