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Gamma Techは、生成AIを活用したプレゼンテーション作成基盤「Gamma 5」を発表した。新エディターやAIエージェント、ビジュアル表現を強化し、AI生成プレゼンに見られがちな画一的なレイアウトや単調な画像表現の改善を図る。

SiliconANGLEは10月6日(現地時間)に報じた。Gamma 5では、プレゼンテーションに加え、Webサイトやソーシャルメディア向けコンテンツにも対応し、表現の幅を広げるとともに、社内情報や業務ツールとの連携も強化した。

今回の刷新では、新エディター、高機能化したAIエージェント、拡充したビジュアルスタイルのライブラリを組み合わせた。Gamma Techは、AI生成プレゼンで同じようなレイアウトや無難な画像、予測しやすいデザインが増えているとの不満に対応する狙いがあるとしている。

Gamma Techの共同創業者兼最高製品責任者ジョン・ノロニャ氏は、今年初めごろから、生成結果が似通い、AIで作成したことが分かりやすい成果物への指摘が増えていたと説明した。同社は、人によるデザイン作業とAIを組み合わせながら、テンプレートライブラリを数千点規模に拡大。Anthropic、OpenAI、Googleのモデルを含む20以上のAIモデルと、複数の画像生成ツールを運用している。

新エディターは、レイアウトや各要素をより柔軟に調整できるよう設計した。AIエージェントは独立した実行環境で画像生成、ファイル操作、Web調査、生成結果の自己点検を実施し、テキストのはみ出しや画像の欠けといった不具合も自動で確認する。

ユーザーは自由編集エディターを通じて、各要素を直接修正できる。スライド生成前には、エージェントと一緒にアウトラインを詰め、論理構成や想定読者、ビジュアル面の方向性を調整可能だ。AIは、オーディエンスの関心に合わせて発表内容を見直す提案も行うという。

ビジュアル面では、AI生成写真よりもイラストの活用を積極化した。ビジネスや教育向けの情報を分かりやすく伝えやすいほか、人体のゆがみや不自然な照明、現実味に欠ける細部表現といった問題を抑えやすいと判断したためだ。

約20のコネクタを通じて、外部情報をプレゼンに取り込める。対応先にはSlack(Salesforce)のほか、Granola、Fireflies、Fathomなどが含まれる。既存のユーザー権限をそのまま適用でき、AIエージェントが機密性の高い資料を提示した上で、追加の議論が必要だと知らせることも可能としている。

PowerPointやPDFなど既存資料の取り込みと編集にも対応する。Gamma Techによると、取り込んだ資料の見た目の再現精度は、社内基準で開発初期の約30%から97%超まで向上した。ブランド設定やカスタム指示、ワークスペース用テンプレートは、プロジェクト全体を通じて維持される。

同社は、一部ユーザーでプレゼン作成時間が8〜10時間から約30分に短縮されたとしている。今後はグラフィックデザイン機能や動画生成機能を拡充するほか、連携する業務アプリに新規顧客情報が入ると営業向けプレゼンを自動更新する機能も追加する計画だ。

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