米ホワイトハウス(写真=Shutterstock)

ドナルド・トランプ米大統領は4日、人工知能(AI)政策を統括する新組織「スーパーインテリジェンス・フォース(SIF)」を発足したと明らかにした。委員長には国家情報長官(DNI)のジェイ・クレイトン氏を起用する。SIFは発足から120日以内に、AIがもたらすリスクと機会を分析した報告書を取りまとめる。

トランプ氏は同日、SNS「Truth Social」への投稿で、SIFについて「米国がスーパーインテリジェンス分野で主導権を維持できるよう、連邦政府の取り組みを調整する任務を担う」と説明した。

また、スーパーインテリジェンスについて「産業革命やインターネットを上回る変化をもたらす可能性がある」との認識を示し、すべての米国民の利益を守り、生活の改善につなげる必要があると強調した。

米ITメディアのTechCrunchやThe Wall Street Journal(WSJ)によると、副委員長には連邦取引委員会(FTC)委員長のアンドリュー・ファーガソン氏、国防総省の研究・工学担当次官エミル・マイケル氏、人事管理局(OPM)長官のスコット・クーパー氏が就く。

SIFは、トランプ氏とホワイトハウスのスージー・ワイルズ大統領首席補佐官に直接報告する。

クレイトン氏はトランプ政権1期目に証券取引委員会(SEC)委員長を務めた経歴を持つ。今年7月に上院承認を経て、情報機関トップのDNI長官に就任した。

SIFは発足後120日以内に、AIがもたらすリスクと機会を分析した報告書を提出する必要がある。スーパーインテリジェンス(SI)が引き起こし得る社会的脅威への対応計画を策定する一方、イノベーションや競争を阻害する過剰な規制や、規制当局が業界に取り込まれる「規制の虜化」を避ける方針も盛り込まれるとしている。

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