2日の韓国株式市場で、総合株価指数(KOSPI)は5営業日ぶりに終値で7000台を回復した。機関投資家の買い越しに加え、米長期金利の上昇一服や半導体株高が相場を支えた。ただ、国内連休を控えた様子見姿勢と、米9月雇用統計の発表を前にした警戒感から、上値は限定的だった。
KOSPI終値は前日比32.39ポイント(0.46%)高の7003.74。終値ベースで7000台を回復するのは、前月23日(7080.92)以来、5営業日ぶりとなる。
指数は日中、7000を挟んでもみ合う展開となった。午前中には上げ幅を縮小する場面もあったが、その後は機関投資家の買いが入り持ち直し、引けにかけて7000台に乗せた。
市場では機関投資家が3814億ウォン(約421億円)を買い越した。一方、個人は1兆7206億ウォン(約1893億円)、外国人は1438億ウォン(約158億円)をそれぞれ売り越した。
時価総額上位銘柄は高安まちまちだった。Samsung Electronicsは前日比横ばいの27万6000ウォン(約3万360円)で取引を終え、SK hynixは0.44%高の184万1000ウォン(約20万2510円)だった。
主力株では、SK Squareが0.43%高、Samsung Electro-Mechanicsが1.28%高、LG Energy Solutionが2.91%高、KB Financial Groupが0.84%高、Samsung Lifeが1.76%高と上昇した。一方、Hyundai Motorは0.72%安、Samsung Biologicsは4.51%安だった。
新興市場のKOSDAQは前日比1.00ポイント(0.11%)安の893.29で取引を終えた。前日に4%超上昇した反動で、利益確定売りが優勢となった。
ソウル外国為替市場では、ウォン・ドル相場が前日比8.60ウォンのウォン高・ドル安となる1ドル=1350.90ウォンだった。
この日の韓国株は、米長期金利の上昇一服とフィラデルフィア半導体指数の堅調推移を受け、投資家心理が改善した。ただ、米9月雇用統計の発表と国内連休を控え、積極的な買いは広がりにくかった。
キウム証券のハン・ジヨン研究員は「米連邦準備制度理事会(FRB)副議長のハト派的な発言を受け、急騰していた米金利が落ち着いたことに加え、フィラデルフィア半導体指数の1%台上昇が支援材料になった」と指摘した。その上で「米9月雇用統計と国内連休を前にした様子見ムードから、一部で利益確定売りが出て、上昇の勢いは限られた」と分析した。