画像=ChatGPT

Appleが、映像を録画・保存せず、室内で起きる出来事をAIで解析してテキストで通知するスマートホームカメラ「J450」を開発しているとの見方が出ている。プライバシーに配慮した設計が特徴で、開発中とされるスマートホームディスプレイ「J490」との連携も想定されている。

日本のオンラインメディアGigazineは2日付けで、J450について家庭向けのセキュリティと自動化を目的とした小型カメラだと報じた。Bloombergのマーク・ガーマン記者も、J450をAppleのスマートホーム戦略における主要製品の1つに挙げている。

最大の特徴は、一般的な防犯カメラのように映像をユーザーへ提供しない点だ。低フレームレートで周囲を捉え、端末内AIが内容を解析したうえで、「誰かが部屋に入った」といったテキスト説明だけを送る仕組みとされる。映像保存に伴うプライバシー侵害への懸念を抑える狙いがあるという。

外観は、金属製の大きなリップバームのような小型円筒形になる見通しだ。室内の複数箇所に設置し、人の動きや在室・不在を検知するほか、顔認識に対応する可能性もある。

J450は、Appleが開発を進めているスマートホームディスプレイ「J490」と連携する前提で設計されているとされる。J490は、Apple製ホーム機器の制御に加え、SiriやAI機能を利用できる家庭向けハブとして開発が進んでいる。

このカメラ関連技術は、Appleが将来的にカメラ搭載AirPodsへ応用することを視野に開発してきた技術と類似しているとも伝えられた。映像データそのものを外部に送らず、端末上で必要な情報だけを解析する方向を重視しているようだ。

Appleはすでに「ホーム」アプリで、人やペット、車両、配達物などを識別し、AIで状況を要約する機能を提供している。J450が実際に投入されれば、こうしたソフトウェア機能を専用ハードウェアに広げ、同社のスマートホームエコシステム拡大を後押しする製品になる可能性がある。発売時期や最終仕様は明らかになっていない。

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