画像提供: IBM

IBMは10月2日、エージェンティックAIを活用したソフトウェア開発基盤「IBM Bob」のセルフホスト版を提供開始したと発表した。オンプレミスやプライベートクラウド、ソブリンクラウドのほか、外部ネットワークから分離した環境でも運用でき、企業が自社管理下で活用できるようにする。

IBM Bobは、コード生成にとどまらず、ソフトウェア開発全般や既存システムのモダナイゼーションにAIを適用するための基盤と位置付けている。

IBMによると、規制産業の企業がAIを導入する際は、AIの稼働環境やアクセス可能なデータ、AIシステムのガバナンスを自社でコントロールできることが重要になるという。

今回のセルフホスト版は、顧客が管理するインフラ上でAIを活用できるようにした。データ常駐やセキュリティポリシー、AIガバナンス、ソフトウェア開発ワークフローの管理が求められる組織に適しているとしている。

IBMでAI・自動化部門を統括するニール・スンダレサン氏は「エンタープライズAIの将来は、セキュリティ、ガバナンス、主権の確保にかかっている」とコメントした。

その上で同氏は、「とりわけ機微なコードや規制対象データを扱う組織には、企業が直接コントロールできる環境で稼働するAIが必要だ。IBM Bobのセルフホスト版は、こうした環境にエージェンティックAIを直接導入し、セキュリティやコンプライアンス、運用管理を維持しながらAIの利点を生かせるよう支援する」と述べた。

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