Daewon CTSは10月1日、カザフスタンの人工知能・デジタル開発省(MAIDD)と、AIモジュラー型データセンターおよびAIインフラ分野で協力する了解覚書(MOU)を締結したと発表した。
今回の協力は、第1回「韓国・中央アジア首脳会議」に合わせて開かれた「韓国・カザフスタン・ビジネスラウンドテーブル」をきっかけに具体化した。
両者は今後、共同実務グループを設置し、事業性の検証や資金調達、事業モデルの具体化を進める。個別案件については、適用法令や調達規定に基づき、別途契約を結んだうえで推進する方針だ。
Daewon CTSは、自社開発のコンテナ型AIモジュラー・データセンター「AI Edge Cube」を軸に、現地需要に応じたAIインフラを供給する考えだ。
モジュラー型データセンターは、必要な容量から導入し、需要に応じて段階的に拡張できるのが特徴。地域ごとの用地条件や電力事情に合わせ、GPUサーバー、ストレージ、ネットワーク、電源・冷却設備を柔軟に構成できる。Daewon CTSは、国土が広く、複数地域でAIインフラ需要の拡大が見込まれるカザフスタンに適した方式だとしている。
Daewon CTSエンタープライズ部門のチェ・グィナム代表は、「韓国で蓄積してきたGPUクラスターとイーサネットベースのAIネットワーク構築のノウハウをAI Edge Cubeに集約した。カザフスタンが自国のデータと産業需要に合ったAIインフラを確保できるよう支援したい」と述べた。
そのうえで、「AIモジュラー型データセンターを第一段階として、データセンターの開発・運営企業やクラウドサービス事業者の運用力、韓国の主要AI企業のサービスやソリューションを一体で展開する足がかりにしたい」と語った。