Naver Webtoonは10月1日、キム・ヨンス氏とキム・ギュナム氏による共同代表制に移行すると発表した。キム・ジュング氏は韓国法人の代表を退任し、今後はWebtoon Entertainmentの最高経営責任者(CEO)兼取締役会議長として、グローバル経営と中長期の成長戦略に注力する。
新たな共同代表には、Webtoon Entertainmentプレジデントのキム・ヨンス氏と、最高管理責任者(CAO)のキム・ギュナム氏が就く。キム・ヨンス氏は現職を維持したままNaver Webtoonの共同代表を兼務し、キム・ギュナム氏はWebtoon Entertainmentの最高リスク管理責任者(CRO)からCAOに就き、同社の共同代表も兼ねる。
キム・ジュングCEOは今後、全社の事業基盤の強化と将来の成長ドライバー確保を担うほか、各地域法人の経営支援にもあたる。
今回の人事は、3月に実施したWebtoon Entertainmentの経営体制見直しの一環。当時、同社はプレジデント職を新設し、当時最高戦略責任者(CSO)だったキム・ヨンス氏を起用していた。これにより、キム・ジュングCEOが長期成長と将来戦略を、キム・ヨンス氏が事業運営と実行を担う体制を敷いていた。
Naver Webtoonは今回の改編を通じ、本社主導のガバナンスを韓国法人にも広げるとともに、市場特性に合わせた専門経営体制を強化する方針だ。
キム・ギュナム氏は2018年にNaver Webtoonに参画して以降、コンテンツ運営方針や各種ガイドラインの策定、クリエイター向けシステムの立ち上げなどを担当してきた。不正流通への対応では、各国政府や関連団体と連携しながら、クリエイター支援や知的財産(IP)保護にも取り組んできたという。
今後は、韓国のクリエイターやパートナー企業、関係機関とのコミュニケーションを強化し、国内の創作エコシステム拡大と関係者との連携強化に注力する。
一方、キム・ヨンス氏は2022年にNaver Webtoonに参画後、戦略室長、CSO、グローバルWebtoon事業部統括などを歴任した。グローバルエンターテインメント企業とのパートナーシップを主導し、3月にWebtoon Entertainmentプレジデントに就任して以降は、全社の事業運営と実行を統括している。
Naver Webtoonは「キム・ギュナム共同代表は、韓国のクリエイターやパートナー企業、多様な機関と緊密に連携し、国内の創作エコシステムを強化していく」とした上で、「キム・ヨンスプレジデントの共同代表兼務により、戦略の一貫性と実行スピードを一段と高められる」と説明した。
キム・ジュングCEOは「韓国はWebtoon産業が最も成熟した市場であり、グローバルWebtoonエコシステムの重要拠点だ」とコメント。「今回の改編を通じてグローバルガバナンスの効率を高めると同時に、韓国市場の実情に即した専門経営体制を強化する」としている。