Micronは9月30日(現地時間)、2026会計年度第4四半期(6〜8月)と通期の売上高がともに過去最高になったと発表した。AI向けメモリ需要の拡大が業績を押し上げた。あわせて示した2027会計年度第1四半期の業績見通しも、市場予想を上回った。
第4四半期の売上高は542億3000万ドル。前四半期比30.8%増、前年同期比では約5倍となった。調整後の1株当たり利益(EPS)は33.42ドルだった。
売上高はLSEG集計の市場予想510億7000万ドルを上回った。EPSも市場予想の31.61ドルを超え、前四半期比では33.1%増加した。
事業別では、AIサーバー向けやHBM需要が伸びたデータセンター事業の売上高が180億ドルとなり、前年同期比で11倍超に拡大した。
このほかの部門別売上高は、クラウドメモリが162億8000万ドル、モバイル・クライアントが131億1000万ドル、車載・組み込みが68億2000万ドルだった。2026会計年度通期の売上高は1331億8800万ドルで、過去最高を更新し、前年比256%増となった。
同社は2027会計年度第1四半期の見通しとして、売上高615億ドル、EPS38.15ドルを見込む。いずれも市場予想の売上高570億ドル、EPS35.4ドルを上回る水準だ。
サンジェイ・メロトラCEOは「2027会計年度はさらに力強い業績を見込んでいる」とコメントした。AIがスーパーインテリジェンス(SI)へ進展するなか、メモリは顧客のプラットフォーム競争力を高める重要な要素になると指摘した。
あわせて、戦略的顧客協約(SCA)がMicronの財務実績の持続性に対する確信を強めていると述べた。SCAは、顧客がメモリ購入量を事前に確保する仕組みを指す。