米国の新車市場で、ハイブリッド車の比率が一段と上昇している。2026年第3四半期には新車販売に占める比率が16.3%となり、過去最高を更新する見通しだ。市場ではToyotaが引き続き主導権を握る一方、KiaやSubaruも車種拡充を追い風に販売を伸ばしている。
InsideEVsとCox Automotiveによると、2026年第3四半期の米国新車販売に占めるハイブリッド車の比率は16.3%となる見込みだ。前年同期の13%から3.3ポイント上昇する。
Toyotaは第2四半期時点で、米ハイブリッド車市場の44%を占めて首位を維持した。前年から約4ポイント低下したものの、販売台数は約3万2000台増え、12%伸びた。Priusで市場の先駆けとなったほか、Camryや新型RAV4など主力車種でハイブリッドを前面に出す戦略が、競争力の維持につながっている。
Kiaも大きく伸ばした。第2四半期のハイブリッド車販売は約3万6000台で、前年同期比130%増となり、市場シェアは9%に達した。米国で生産を開始したTelluride Hybridも加わり、今後の販売拡大に弾みがつく可能性がある。Kiaは第1四半期についても、ハイブリッド車販売が前年同期比73%増だったと発表している。
Subaruは、前年の水準が低かった反動もあり、第2四半期の販売が約1万6000台増え、伸び率は140%となった。市場シェアは4%を確保した。2024年にはハイブリッド車のラインアップがなかったが、その後ForesterとCrosstrek Hybridを投入し、市場に再参入した。
一方、2026年第3四半期のプラグインハイブリッド車(PHEV)のシェアは1.1%、バッテリー電気自動車(BEV)は5.8%となる見通しだ。充電の手間やインフラへの依存を抑えながら燃料コストの低減も期待できることから、米国の電動車市場ではハイブリッド車の存在感が一段と強まっている。