アシュリー・クレイマー氏。写真=ElevenLabs

AIオーディオ企業のElevenLabsは9月8日、OpenAI出身のアシュリー・クレイマー氏を最高収益責任者(CRO)に起用したと発表した。企業向けの音声・オーディオAI事業を拡大する狙いで、同氏は今後、グローバルの営業組織とパートナーシップを統括する。

クレイマー氏はOpenAIで法人営業を率い、Fortune 100企業を中心に、企業向けAIの導入支援や営業を担ってきた。

それ以前には、GitLab、Alteryx、Tableauで営業、マーケティング、製品、技術部門の要職を歴任した。

ElevenLabsは、音声・オーディオAIを基盤に、企業向けAIエージェントや、マーケティング、メディア制作向けのソリューションを提供している。

同社によると、2026年の年間経常収益(ARR)は前年比2倍の6億ドルに達した。売上高に占める法人顧客の比率は約55%としている。

また、ElevenLabsのAIエージェントが世界で対応する会話件数は週1500万件を超える。顧客企業にはMeta、Stripe、Klarna、Hasbro、Deutsche Telekomなどが含まれる。

共同創業者兼最高経営責任者(CEO)のマティ・スタニシェフスキー氏は、「当社の企業向けAI事業を拡大する上で、クレイマー氏は主要顧客との関係強化と収益事業の成長をけん引する」とコメントした。

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