写真=Capital B

フランスのCapital Bは、2530万ユーロを投じてビットコイン376BTCを追加取得した。これにより保有量は3521BTCとなり、欧州上場企業の保有順位でH100グループを上回った。首位のBitcoin Group SEとの差は84BTCとなっている。

Cointelegraphなどが7日付で報じたところによると、同社は約3010万ユーロの資金調達を実施したうえで、今回の買い増しに踏み切った。調達には、アダム・バック氏(Blockstream共同創業者兼CEO)やTOBAMが参加した私募による資金調達が含まれる。

Capital Bは調達資金を活用し、1BTC当たり平均6万7182ユーロで取得した。購入手続きはSwissquote Bank Europeが担い、保管にはスイスのTaurusの技術を活用したという。

今回の取得は、2025年9月に551BTCを5470万ユーロで購入して以来、同社として最大規模となる。ビットコイン取得に投じた累計額は3億9410万ユーロに拡大し、平均取得単価は1BTC当たり8万7878ユーロとなった。

BitcoinTreasuries.netの集計では、今回の取得後、Capital Bは上場企業のビットコイン保有量で25位に入った。財務保有分とは別に、運用目的で61BTCも保有しているが、この分は分けて管理し、ビットコイン関連指標の算定対象からも除外している。

欧州上場企業間の保有順位にも変動が生じた。スウェーデンのH100グループは8月、ノルウェー企業の買収に伴い2455BTCを取り込み、保有量を3506BTCに増やしていた。これにより当時は欧州上場企業で2位だったが、Capital Bが今回3521BTCに増やしたことで、15BTC差で逆転した。

一方、ドイツのBitcoin Group SEは3605BTCを保有しており、引き続き欧州首位を維持している。

企業のビットコイン財務戦略は二極化している。保有資産を縮小する企業がある一方で、買い増しを続ける企業もある。

日本のMetaplanetは第2四半期に約2億2200万ドルを投じて2823BTCを取得し、保有量を4万3000BTCに増やした。四半期の平均取得単価は1BTC当たり約7万8850ドルで、上場企業の保有量ではマイケル・J・セイラー氏のStrategy、Twenty One Capitalに次ぐ規模としている。

世界最大の企業ビットコイン保有者であるStrategyも、8月に購入を再開した。2カ月間買い入れを停止していたが、3億7000万ドルで4603BTCを追加取得。総保有量は84万5050BTCとなり、累計取得額は633億ドルに達した。

一部の上場企業が保有戦略を縮小する一方で、資金調達や企業買収、直接購入を通じて保有を拡大する動きは続いている。Capital Bの今回の取得は、欧州上場企業の間でビットコイン保有競争がなお続いていることを示した。

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