画像=Google Gemini

Samsung SDSは9月8日、OpenAIの「Daybreak Partner Program」にパイロットパートナーとして参画し、AIを活用したサイバーセキュリティ事業を拡大すると発表した。OpenAIの先端モデルと自社の大規模ITシステム運用ノウハウを組み合わせ、企業向けの防御サービス強化につなげる。

Daybreakは、OpenAIのフロンティアモデルを活用して、脆弱性の発見、実害の検証、リスクの優先順位付け、セキュリティパッチの生成・テスト、最終的な修正確認まで、一連のセキュリティ業務の改善を目指す取り組みだ。

Samsung SDSはパイロットパートナーとして、グローバル水準のAIセキュリティ技術に加え、自社が蓄積してきた大規模ITシステムの構築・運用ノウハウや業種別の専門性を組み合わせ、企業顧客向けにAIベースのサイバー防御サービスを提供する方針だ。

また、現場密着型のFDEとセキュリティ専門家が、顧客現場の課題抽出から、セキュリティソリューションやセキュリティ監視プラットフォームとの連携・最適化までを一貫して支援し、セキュリティ運用全体を伴走型で支えるとしている。

Samsung SDSは、「Daybreakのパイロットパートナーとして、OpenAIのフロンティアAIモデルとSamsung SDSのITサービス技術を組み合わせ、企業顧客のセキュリティ水準向上を後押しする」とコメントした。さらに、「脆弱性を見つけるだけでなく、実際の攻撃可能性や業務への影響まで検証し、重要なリスクに迅速に対応できるよう支援する」としている。

OpenAIはこれに先立ち、Daybreakを「Daybreak Blue」と「Daybreak Red」の2段階構成に再編し、Redの利用者には新モデル「GPT-5.6-Cyber」を提供する方針を示していた。

OpenAIによると、Daybreak Blueは、防御目的のセキュリティ業務向けに安全対策を調整したうえで、同社の高度な汎用モデル群へのアクセスを提供する。OpenAIは大半の組織に対し、まずDaybreak Blueから利用を始めるよう推奨している。

一方のDaybreak Redは、セキュリティテストや脆弱性研究、エクスプロイト検証向けに訓練されたサイバーセキュリティモデル群へのアクセスを提供する段階で、この利用者は「GPT-5.6-Cyber」も利用できる。

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