XRP先物市場が活況を呈している。主要3取引所で8月の取引高が6カ月ぶりの高水準となり、デリバティブ市場への資金流入が持ち直しているとの見方が出ている。
米メディアU.Todayが7日(現地時間)に報じたところによると、CryptoQuantは、8月のXRP先物取引高が2026年2月以降で最高水準に達したと分析した。一方で、出来高の拡大はロング、ショート双方の取引活発化を示すもので、相場上昇のサインと単純には受け取れないと指摘している。
取引所別では、Binanceが約370億ドルで最大だった。Bybitは約145億4000万ドル、OKXは128億8000万ドル。主要3取引所の8月のXRP先物取引高は、合計で646億ドルを超えた。
足元でも先物市場では活発な売買が続く。XRP先物の24時間取引高は約34億5000万ドルで、現物の取引高の5倍超だった。未決済建玉は約31億2000万ドルとなっている。
投資家心理はロング優勢を示している。CoinGlassによると、BinanceのXRP/USDTにおけるロング・ショート比率は約2.29、OKXは2.44だった。Binanceの上位トレーダーでも同指標は約2.71と、ロングの保有アカウント数がショートを上回った。
直近30日では、XRP価格も上昇基調を強めている。U.Todayは、同期間にXRPが36%超上昇したと伝えた。
もっとも、先物出来高の増加だけで今後の値動きの方向感を判断するのは難しい。CryptoQuantは、ファンディングレートや未決済建玉の変化に加え、現物市場の取引動向も併せて見る必要があるとしている。