画像=「Movie Scene Map」

映画やドラマの撮影地、ゲーム、アニメ、漫画の舞台を世界地図上で探せるWebサイト「Movie Scene Map」が公開された。Wikidataなどのデータを基に、166カ国・1万5500超の地点情報と作品情報を表示する。

日本メディアのGigazineが2日付で報じたところによると、「Movie Scene Map」は、ウィキメディア財団の共同編集型データベース「Wikidata」を活用し、作品情報と実在の場所を対応付けている。登録件数は、166カ国の1万5500超の地点に加え、映画・ドラマが9200作品超、ゲームが2100作品超となっている。このほか、アニメや漫画の情報も掲載している。

映画とドラマについては、Wikidataの撮影地を示す項目「P915」を基に、実際のロケ地を表示する。一方、ゲームやアニメ、漫画は撮影地の概念がないため、物語の舞台を示す項目「P840」を使って関連地点を示す。

先月からは、各作品の英語版Wikipediaに掲載された撮影地や舞台に関する情報も補足データとして活用している。Wikidata由来の情報とWikipedia由来の情報は区別して表示する。

地図上では、場所の種類ごとに色分けしたポイントを表示する。オレンジは国・地域、青はランドマークや建物、エメラルドは都市、緑は自然景観、紫は城や宮殿、赤は道路や広場を示す。

各ポイントをクリックすると、関連作品や場所の説明を確認できる。作品名を選ぶと、その作品に関連する別の地点もたどれる。

例えば英国のテムズ川には、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」「ドクター・ストレンジ」「フルメタル・ジャケット」などの撮影情報が登録されている。日本では、新宿御苑が新海誠監督の「言の葉の庭」の舞台として表示されるなど、“聖地巡礼”の行き先探しにも活用できるとしている。

もっとも、データは利用者が構築したWikidataとWikipediaに依存しているため、欠落や不正確な情報が含まれる可能性がある。未掲載の撮影地については、出典を添えてWikidataに追加すれば、次回のデータ更新時に地図へ反映される可能性があるという。

あわせてプライバシーポリシーも公開している。サーバー運用のため、IPアドレスやアクセス時刻などのログを14日間保存する。

クリック位置やマウスの動きを記録する任意の分析機能は、利用者が同意した場合にのみ有効となり、関連する詳細データは45日間保存される。

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