Cardano(ADA) 写真=Shutterstock

Cardanoに反発再開の可能性が浮上している。長期の下落チャネルを上抜けた後は0.19ドル近辺で下値を固めており、市場では同水準を維持できるかどうかと、0.24ドルの抵抗線を突破できるかが次の焦点となっている。

ブロックチェーンメディア「The Crypto Basic」が2日(現地時間)に伝えたところによると、暗号資産アナリストのラナ・バレンティス氏は、Cardanoが2025年半ばから続いた下落チャネルを離脱した後、最初の反発を終え、次の上昇段階に入る可能性があると分析した。

注目点は0.19ドルの支持線と0.24ドルの抵抗線だ。Cardanoはチャネル上限を突破した後、日足ベースで0.19ドルを上回る水準でもみ合っている。バレンティス氏は、この価格帯が次の上昇の土台になり得るとみており、0.19ドルを安定して維持できれば反発シナリオが強まる一方、支持線を割り込めば上昇期待は後退する可能性があると指摘した。

同氏は、ADAが現在の支持帯から再び反発し、その後に0.24ドルの抵抗線を試す展開を想定する。0.24ドルを明確に上抜ければ、長く続いた弱気基調から脱し、新たな上昇局面に入るシグナルになり得るという。

上値の目安としては、0.24ドル突破後に0.29ドル、0.39ドル、0.50ドル、0.70ドルを経て、最終的に0.95ドルまでの上昇余地を示した。Cardanoは足元で0.1968ドル前後で推移しており、0.95ドルに到達するには約382%の上昇が必要となる。前回この水準を付けたのは2025年9月だった。

もっとも、この強気シナリオがすぐに実現するとは限らない。チャート上では過去にも2度の反発局面があったが、いずれも大勢を変えるには至らなかった。2025年10月と2026年2月の反発はいずれも抵抗線に抑えられており、主要な抵抗帯を上回って買いの勢いを維持できなければ、今回も上値を抑えられる可能性がある。市場では引き続き、0.19ドルの支持線維持と0.24ドルの上抜けを重要な分岐点とみている。

短期的な需給面も強い追い風とは言いにくい。Cardanoは9月に軟調な滑り出しとなり、月初2日間で1.82%下落した。ローンチ以降、9月を上昇で終えたのは一度だけで、2024年の上昇率は7.87%だった。

一方で、2018年、2019年、2020年、2021年、2022年、2023年、2025年の9月はいずれも下落して引けた。全体で見た9月の平均リターンはマイナス7.74%程度となる。

こうした季節性の弱さは、テクニカル面の反発シナリオにとって重しとなる可能性がある。長期下落トレンドからの脱却を確かなものにするには、0.19ドルの支持線を守りつつ0.24ドルの抵抗線を突破できるかどうかが引き続き問われそうだ。

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