Qualcomm APAC代表のクォン・オヒョン氏が「Qualcomm Dragonwing IoT Day」で開会あいさつに立った(写真=Qualcomm)

Qualcomm Technologiesは8月31日、ソウルのThe Grand Lotte Seoulで「Qualcomm Dragonwing IoT Day」を開催した。会場では、産業自動化やロボティクス、エージェンティックAIに関する技術や活用事例を紹介したほか、Qualcommを含む10社が計16件のデモを披露した。

同イベントは、2025年に開催した「Qualcomm IoT Partner & Tech Day」を拡大・再編したもの。Samsung Electronics、LG Electronics、Hyundai Motor、SK Telecom、KT、LG Uplusをはじめ、韓国の顧客企業やパートナー企業の関係者約500人が参加した。テーマは産業自動化、ロボティクス、スマートホーム、エージェンティックAIのほか、「Arduino」「Edge Impulse」なども取り上げた。

技術セッションでは、IoTやロボティクス向けの「Qualcomm Linux 2.0」、ロボット開発を支援するソフトウェア開発ツール「Qualcomm Intelligent Robotics Product(QIRP)SDK」、「Qualcomm AI Workflow」などの最新技術を紹介した。Hyundai Motor Robotics Lab、SST、Integrit、Dtect、Pointmobileなどのパートナー企業は、Qualcommのエコシステムを活用した成長戦略や導入事例を個別セッションで共有した。

展示エリアでは、Qualcommを含む10社が16件のデモを実施した。Qualcommは、高性能なオンデバイスAIと精密制御に対応する「Dragonwing IQ10 Robotics Reference Design」のほか、IQ8チップセットを搭載した「Arduino Ventuno Q」や、「Dragonwing Q8」シリーズをベースにしたAIメディアステーションなどを披露した。

PointmobileはオンデバイスAIチップセットを採用した産業用ハンドヘルド端末を、Advantechはビジョン言語モデルと産業用ドローン制御モジュールを展示した。SSTはブースターロボット、AIホームハブ、四足歩行ロボットを公開。Innodisk、Dtect、Atina、Access Lab、Integrit、Namuga、Wiseplusも、リアルタイム映像解析や、ビジョン・言語・行動技術のオンデバイス処理などをそれぞれ実演した。

Qualcomm APAC代表のクォン・オヒョン氏は「エージェンティックAIの潜在力を引き出すには、インテリジェンスがデバイス、エッジ、クラウドをまたいでシームレスにつながり、動作する必要がある」と述べた。その上で、「幅広いDragonwing製品ポートフォリオとグローバルエコシステムを基盤に、韓国の顧客企業やパートナー企業とともに、IoTやロボティクス分野でより多くの産業革新の事例を生み出していく」と語った。

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