2011年6月から約15.2年間動きのなかった10BTCが29日、ブロックチェーン上で移動した。Galaxy Researchは、この資産の価値を77万7000ドルと推定し、推定利回りは約50万3364%に達したとしている。
ブロックチェーンメディアのU.Todayが30日に報じたところによると、この10BTCは2011年6月17日にウォレットへ送られて以降、長期間動きがなかったが、ブロック高96万4539で送金が確認された。
足元では、ビットコイン相場が堅調に推移するなか、長期休眠していたコインの移動が相次いでおり、市場の関心を集めている。
8月に入ってからも、同様の事例が続いている。Galaxyは12日、2012年12月に受け取られた85BTCが約13.6年ぶりに移動したと明らかにした。価値は約540万ドル規模だった。
17日には、2011年6月13日以降動きのなかった8.54BTCが移動した。約15.1年間休眠していたコインで、評価額は53万8000ドル、推定利回りは46万1981%だった。
18日にも大口の移動が続いた。2011年6月に受け取られた10.74BTCは約15.1年間保有された後に移動し、価値は69万2000ドルと推定された。
同日には、2012年8月に受け取られた212BTCも約14年ぶりに移動した。価値は1366万ドルで、Galaxyは利回りを約55万7640%と算出している。
22日には、2011年7月以降休眠していたアドレス群が132.31BTCを送金した。価値は1037万ドルだった。
同日には、2014年12月以降休眠していた別のウォレットも150BTCを移動し、評価額は1175万ドルとされた。
もっとも、古いビットコインの移動がそのまま売却を意味するわけではない。保有者が資産を別のアドレスへ移す場合もあれば、取引所に送るケースもあるためだ。
市場では、実際に売却されたかどうか以上に、長期間眠っていた資産が再び動き始めた点に注目が集まっている。長期保有分の動きが、足元のビットコイン上昇局面でどのようなシグナルになるのかを見極めようとする見方が広がっている。