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XRPは1.70ドル近辺まで急伸した後、足元では調整色を強めている。もっとも、市場では1.35ドル近辺の支持線を維持できるかに加え、200日移動平均線を再び上抜けられるかが、次の値動きを占う重要なポイントと受け止められている。

ブロックチェーンメディアのU.Todayは30日(現地時間)、初動の急騰はいったん一服したものの、相場の基調そのものは従来より改善した可能性があると報じた。

XRPはおよそ1.00ドルから1.70ドル近辺まで急騰した後、足元では1.39ドル前後で推移した。上昇後は1.50ドル近辺から急速に押し戻され、短期的な上振れに終わるとの見方も出ていたが、売り圧力は長期トレンドの節目とされる200日線を明確に崩すには至らなかった。

その背景として注目されたのが出来高の動きだ。調整局面では出来高が減少しており、戻り売りに十分な厚みがなかったとの見方が出ている。一般に、下落局面で出来高が細る場合は、本格的なトレンド反転につながる売り圧力には発展しにくい。

移動平均線の配置も下値を支える材料とされる。50日移動平均線は1.14ドル、100日移動平均線は1.21ドル、20日指数移動平均線は1.26ドル近辺に位置する。長期線に挑戦する動きに加え、短中期の移動平均線も上向いており、今回の上昇が一時的な急騰にとどまらず、より広い時間軸で相場に影響を及ぼし始めた可能性を示している。相対力指数(RSI)は急騰時に買われ過ぎ水準まで上昇した後、足元では65前後まで低下した。

過熱感がやや和らいだことで、市場の関心は次の下値支持に移っている。まず注目されるのは1.35ドルで、この水準を維持できれば、1.45~1.50ドルのレンジを再び試す展開も視野に入る。

一方、200日線を下回る状態が長引けば、反発シナリオは弱まりかねない。その場合は1.20~1.26ドルまで下押しする可能性がある。直近高値に再び挑むには、まず1.45~1.50ドルを回復する必要があり、その先の上値目標として1.70ドルが意識される。

市場の視線は、短期的な急伸の再現よりも、長期トレンドを維持できるかどうかに移っている。XRPに直ちに二段目の急騰が必要というわけではなく、200日線を支持線として定着させられるかが、より重要なトレンド転換のシグナルになり得るという見方だ。

もっとも、足元のデータではXRPは1.39ドル前後で推移し、200日移動平均線は1.45ドル近辺とされる。50日線と100日線の水準も、データ提供元や算出時点によって差が生じる可能性がある。現時点で上昇基調の崩れを断定するよりも、200日線を再び回復できるかどうかが、今後の方向感を左右する最大の変数とみるのが妥当だ。

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