Appleの次期上位モデル「iPhone 18 Pro」は、当初一部で取り沙汰されていた大幅値上げではなく、基本モデルの値上げ幅が100ドル前後にとどまる可能性が高まっている。米ITメディアの9to5Macが8月24日(現地時間)に報じた。
有力視されているのは、iPhone 18 Proが1099ドルから1199ドルへ、iPhone 18 Pro Maxが1199ドルから1299ドルへ引き上げられるシナリオだ。Bloombergのマーク・ガーマン記者も、100ドルの値上げはこの価格帯を意味すると伝えている。
これまで市場では、メモリやストレージ、新たなカメラシステムに伴う部材コストの上昇を背景に、iPhone 18 Proの基本モデルが1299ドル、あるいは1399ドルから始まるとの見方も出ていた。ただ、こうした予想は高容量モデルの価格構成を織り込まない前提だった。
もっとも、価格を巡る不透明感はなお残る。Appleが256GBの基本モデルの値上げを100ドルに抑えたとしても、512GBや1TB以上の上位ストレージモデルでは、より大きな値上げ幅を設定する可能性があるためだ。既報ベースでは、高容量モデルは150ドル、あるいは200ドル上がるとの見方もある。
iPhone 18 Proは近く発表される見通しだ。Appleは近日中に新たなフラッグシップモデルを公開する予定で、9月の発表イベントに関する案内が来週にも行われる可能性がある。製品面ではカメラ性能の強化やデザイン変更が取り沙汰されている一方、価格は依然として最大の不確定要素となっている。
市場の関心が価格に集まるのは、プレミアムスマートフォン市場で値上げの流れが続いているためだ。iPhone 18 ProもSamsungやGoogleの価格調整の流れを踏まえ、100ドルの比較的小幅な値上げにとどまる可能性がある。ただ、Appleが最終的にどの価格体系を採用するかは、正式発表まで分からない。
焦点は、基本モデルの値上げ幅が100ドル水準で収まるかどうかと、ストレージ容量ごとの価格差がどこまで広がるかの2点だ。部材コストの上昇圧力が続く中、Appleが基本モデルの負担を抑える一方で高容量モデルに上昇分を反映させれば、実際の購入価格は選ぶ容量によって大きく変わることになりそうだ。