写真=聯合ニュース・大統領府通信写真記者団。ペ・ギョンフン副首相兼科学技術情報通信部長官が25日、大統領府で開かれたイ・ジェミョン大統領主宰の国務会議で、独自AI基盤モデル開発の成果と今後の方針を報告した。

韓国政府は25日、独自AI基盤モデルを高度化し、2026年後半に世界最高水準のオープンモデルを目指す方針を明らかにした。9月には国民向けAIサービス「みんなのAI」のベータ版を開始し、来年はフロンティア級AIモデルの開発にも挑戦する。

ペ・ギョンフン副首相兼科学技術情報通信部長官は同日、イ・ジェミョン大統領主宰の国務会議で、独自AI基盤モデル開発の成果と今後の推進方針を説明した。

ペ副首相は、米国と中国が自国の最先端AIモデルについて、海外からの利用を制限する、あるいは制限を検討している点に言及し、独自AIモデルの確保は国家安全保障に直結するとの認識を示した。「AIモデルは今や国家安全保障そのものだ」としたうえで、「独自モデルを持つということは、技術を担う人材が育つ生態系を国内に持つことでもある」と述べた。

また、AIスタートアップのAnthropicが高い企業価値を認められていることにも触れ、「AIを握る企業が世界経済の構図を塗り替えている」と指摘した。そのうえで、「独自AIモデルの開発能力を確保できるかどうかは、国家が自立できるかどうかに関わる問題だ」と強調した。

科学技術情報通信部は、現在進めている独自AI基盤モデルの高度化に加え、国民生活、産業、公共分野での活用拡大を進める方針だ。

独自AI基盤モデルのプロジェクトは第3フェーズに入った。現時点では、韓国のモデル性能は中国の主要オープンモデルにやや及ばないものの、2026年後半までに性能を引き上げ、世界最高水準のオープンモデルに迫る考えだ。ペ副首相は「来年はより多くのGPUとデータを投入し、最上位のフロンティア級AIモデル開発に挑戦する」と述べた。

国民向けAIサービス「みんなのAI」は、9月にベータ版を公開し、12月に正式サービスを始める。2027年には、国民一人ひとりがAIエージェントを活用する「1人1エージェント」の実現を目指す。

セキュリティ分野では、2026年後半にセキュリティ特化型AIの第1段階の開発を進め、脆弱性の検知などに活用する。来年は追加開発とデータ投資を進め、AIベースのセキュリティ体制へ発展させる方針だ。政府の行政ネットワークでは、独自AIモデルを基本モデルとして活用し、業務効率の向上と公共サービスの質の改善につなげるとしている。

ペ副首相は「韓国が名実ともにAI強国へ飛躍できるよう、AIモデルを継続的に発展させていく」と述べた。

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