SK hynixの利川M16工場の外観(写真=SK hynix)

SK hynixで2026年の賃金・団体協約を巡る労使の暫定合意案が、組合員投票で否決された。賃上げ率6.3%と成果給「PS(超過利益分配金)」の支給方式見直しを盛り込んだ案だったが、反対が賛成をわずかに上回った。労使は今後、再協議に入る。

25日、業界によると、SK hynixの専任職労組は同日午前9時に締め切った電子投票の結果、反対50.08%(7535人)、賛成49.92%(7510人)となり、暫定合意案が否決されたと発表した。

賛否の差は25票だった。投票には組合員1万6083人のうち1万5045人が投票し、投票率は93.81%に達した。

労使は20日午後、緊急の臨時代議員会を開き、賃金を6.3%引き上げるほか、PSの支給方式を見直すことを柱とする暫定合意案をまとめていた。

同日午後2時には、労組が組合員向けの賃金・団体協約説明会を実施。その後、代議員大会を経て、24日午前6時から25日午前9時まで27時間にわたり電子投票が行われ、25日午前に否決が確定した。

否決を受け、労使は再協議に入る見通しだ。主な争点は、否決の要因とされるPSの支給方式になるとみられる。

暫定合意案では、PSの40%を現金、60%を自社株で支給するとしていた。

このうち自社株で支給する60%分については、40%を当該年度に売却可能とし、残る20%は2年にわたり10%ずつ繰り延べて支給する内容だった。

また、来年初めに支給される2026年度分のPSに限っては、当該年度に売却可能な分についても現金受け取りを選べる仕組みとし、来年の支給分は最大80%を現金で受け取れるとしていた。

キーワード

#SK hynix #賃金・団体協約 #労使交渉 #賃上げ #PS
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.