CarbonSixは8月25日、ロボット安全技術を手掛けるSafeticksと、製造現場向けフィジカルAIの量産導入に向けた業務提携覚書(MOU)を締結したと発表した。AIによるロボット作業の学習から、安全検証、安全規格対応、生産ラインへの導入までを一貫して支える体制の構築を目指す。
今回の提携では、両社の技術を組み合わせ、フィジカルAIを製造現場で実運用するための統合ワークフローを整備する。対象は、AIがロボット作業を学習する段階から、安全性の検証、関連規格への対応、実際の生産ラインへの適用まで広がる。
両社は年内に、実際の製造現場でフィジカルAIの量産導入事例を共同で創出する計画だ。
CarbonSixは、AIベースのロボットマニピュレーション技術と、定型化しにくいロボット作業の迅速な学習・適用を支援するロボット向け標準製品「SigmaKit」を開発している。Safeticksは、産業用ロボットの動作や作業環境を分析し、安全性の検証や産業安全規格への対応を支援する技術を持つ。
今後は、CarbonSixの「SigmaKit」とSafeticksの安全検証技術を連携させ、AIが学習したロボット作業を実際の生産ラインに導入するための検証体制を整備する方針だ。
年内には実際の製造現場でフィジカルAIの量産導入を進め、技術的な可能性の提示にとどまらず、現場での検証と実運用につながる製造業向けフィジカルAIの商用化モデル確立を目指すとしている。
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