XRP(写真=Shutterstock)

XRPが直近1週間で約48%上昇し、1.47ドル台を回復した。暗号資産市場全体の反発を追い風に主要銘柄の中でも上昇が目立っており、次の焦点は1.4895ドルの抵抗線と50週移動平均線の1.5417ドルを上抜けられるかどうかに移っている。

The Crypto Basicによると、今回の上昇は週初から続く暗号資産市場全体の持ち直しと歩調を合わせて進んだ。今月17日以降、暗号資産市場の時価総額は4400億ドル(約66兆円)増加し、XRPも市場平均を上回る伸びを示した。

XRPの時価総額は過去3日間で約240億ドル(約3兆6000億円)増え、868億2000万ドル(約13兆230億円)に達した。週間上昇率ランキングでも上位に入り、CoinMarketCapの集計ではEthena(ENA)が約64%高で首位、SPX6900(SPX)が41%超で続いた。XRPは39.70%高で3位となり、Pump.fun(PUMP)も約37%上昇した。

足元の反発は、5月中旬以降に崩れていた価格帯を取り戻す動きとみられる。XRPは5月中旬に1.54ドルの高値を付けた後に急落し、6月初旬には1.05ドルまで下落した。現在は1.47ドル近辺で推移しており、約3カ月ぶりの水準を回復した。

テクニカル面では、XRPは20週指数移動平均線(EMA)を上回って推移している。次の焦点は50週移動平均線に当たる1.5417ドルで、現在水準からはおよそ8%の上昇が必要になる。

一方、日足では1.4895ドル近辺のピボットポイントR3が強い上値抵抗として意識されている。この価格帯では、50週移動平均線に向かう過程で短期的な売り圧力が強まりやすいという。

過熱感を示すシグナルも出ている。日次RSI(相対力指数)は84まで上昇した。買い優勢を示す一方で、短期的には上昇が行き過ぎた可能性もある。勢いが鈍れば、1.39ドル前後の初期サポートを試す展開も想定される。

XRPは市場全体の反発を背景に大きく上昇したが、上値余地を広げるには1.4895ドルの抵抗線と50週移動平均線の1.5417ドルを明確に突破できるかが重要になる。短期的には上昇基調の維持に加え、過熱感の解消も注目点となりそうだ。

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